AGA内服のはじめ方

  • 下記文章は個人輸入を含め内服でAGAを治療したい方を対象に記載していますが、あくまでも内服方法の一例であることをご理解ください。
  • 特に副作用についてはご自身でも十分に調べられた上で、自己責任にてご購入を検討されてください。
  • また大前提として、AGA治療では一般的に内服をやめれば毛髪量は減ってしまいます。風邪や視力矯正などの治療と異なり、短期間の治療で半永続的な効果を期待するものではないことをご了承ください。

こんにちは。元AGA外来医のGehaです。
この記事では、一般的とされているAGA内服のはじめ方について、簡単に解説します。
※この記事は完全に男性向きです。女性の薄毛に一般的なAGA内服治療は適応になりませんし、特にフィナステリドは禁忌です。ご注意ください。
※AGA内服の減らし方、終わり方についてはこちらの記事をご参照ください。

まず半年分として、購入する内容としては以下になります。
プロペシア(一般名フィナステリド) 1mg 100錠×2
・ミノキシジルタブレット 2.5mg 100錠×1
・ミノキシジルタブレット 5mg 100錠×2

フィナステリドは日本でも認可が下りていますが、ミノキシジルは未認可です。またフィナステリド、ミノキシジル共にAGA治療薬として保険適応外になっています。
個人輸入代行業者ではプロペシアのジェネリック品も販売されていますが、安全性という意味でどの位の差があるものなのかは分かりません。

フィナステリドはプロペシアの一般名で、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の受容体阻害薬です。ヘアサイクル(毛髪の寿命)を伸ばして髪を抜けにくくします。
副作用としては稀に性欲減退が出る他、たまに頭皮にニキビが出ることがあります。ちなみに女性には禁忌ですので、ご注意ください。

ミノキシジルはリアップの製品名で知られているもので、こちらは血管内皮細胞増殖因子(VEGF)というタンパク質を介して頭皮の毛細血管を増殖させ、髪が太く育つ環境を整えます。
副作用については血圧低下の他に反応性脱毛や体毛の増加が有名です。

飲み方は 1日1回、できれば毎朝に内服をお願いします。
時間はいつでもいいのですが、飲酒前後 3時間は肝臓に負担がかかりやすく、また効果が落ちるとされています。

標準的な内服量はフィナステリド1mg+ミノキシジル5mg/dayですが、内服開始後 3〜4週間で初期脱毛という一時的に脱毛が目立つ時期が来ることが多いので、これを和らげるために最初の1か月はフィナステリド1mg+ミノキシジル2.5mg/dayで始めるのが良いと思います。初期脱毛が目立つ期間は7〜10日で治まるのが一般的です。

内服後、1か月経って脱毛以外に大きな問題がなければ、フィナステリド1mg +ミノキシジル5mg/dayに増量して半年間がんばってみて下さい。半年経てばある程度の効果は期待できると思います。
逆に言うと、半年待っても何も変わらなければ、残念ながらそれ以上続けても発毛効果は期待しづらいです。もちろんAGA進行の予防効果は期待できますが、予防だけならミノキシジルは不要になります。

あとは半年後の効果次第でミノキシジルの濃度調整をするのが一般的ですので、余ったミノキシジルの2.5mg錠もとっておいて下さい。
内服を開始してから半年後〜1年後の期間は髪の生え変わりが目立って少し毛量が不安定な時期が来るので、最終的に内服を辞めるにしても1年〜1年半は減らさないで維持した方が良いでしょう。

フィナステリドの内服量は基本、1mg/dayで固定です。
ミノキシジルの内服量はクリニックによってまちまちですが、最大処方量は8〜10mg/dayに設定しているところが多いと思います。内服の効果には天井がありますし、多量に内服すると血圧低下や全身浮腫など重篤な副作用が出やすくなります。また身体に合うか分からない状態から多量の内服をするのは危険ですので、内服開始〜半年後までは5mg/dayに抑えた方が無難でしょう。

最後に副作用についてですが、内服を始めて抜け毛以外の副作用が出た場合は、残念ですが内服をやめるか、クリニックに通って医師に相談できる状況下で治療を続けた方が無難と思います。
経験論ですが、比較的よく見た症状(副作用)としては、漠然とした体調不良の他に男性機能不全、ニキビ肌荒れ、浮腫みやめまいなどが挙げられます。
それから血圧・血糖、腎機能・肝機能や前立腺に問題がある方はそもそも治療を開始できない可能性がありますので、ご自身でも十分に調べてから内服をご検討ください。

以上をまとめると、
最初の1か月 :フィナステリド1mg+ミノキシジル2.5mg/day
1か月〜半年後まで :フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg/day
で毎日同じ時間に内服

を、お願いします。時間についてはだいたいで大丈夫です。

この記事が参考になれば幸いです。

AGA内服の終わり方

  • 下記文章は主にAGAを内服で治療している方を対象に記載していますが、あくまでも数ある減薬方法の一例であることをご了承ください。
  • 大前提として、AGA治療では一般的に内服をやめれば毛髪量は減ってしまいます。風邪や視力矯正などの治療と異なり、短期間の治療で半永続的な効果を期待するものではないことをご理解ください。

こんにちは。元AGA外来医のGehaです。
AGA治療の内服を始めてある程度効果は出たものの、いつまで続ければ良いのか、どうやって内服をやめれば良いのか、悩まれる方は多いですよね。
今回は一般的なAGA内服のやめ方、減らし方について簡単に解説します。
※AGA内服のはじめ方についてはこちらの記事をご参照ください。

前提条件として、AGA治療のために現在内服している内容としては以下を想定しています。
プロペシア(一般名フィナステリド) 1mg/day
・ミノキシジル(タブレット) 5mg~10mg/day

まず、ミノキシジルの減らし方について解説します。
ミノキシジルはリアップの製品名で知られているもので、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)というタンパク質を介して頭皮の毛細血管を増殖させ、髪が太く育つ環境を整えます。

ミノキシジルによって髪が太くなれば増毛効果に繋がりますが、フィナステリドのようなAGAの進行自体を抑える予防効果は基本的に期待できません。
逆に言えば、例えばフィナステリド+ミノキシジルによるAGA治療中の場合、仮にミノキシジルの内服量を減らして毛髪量が以前より減ってしまったとしても、後から内服量を元に戻せば、理論上は髪の量も元に戻る事になります。

上記の理由から、フィナステリド+ミノキシジルのペア(もしくはデュタステリド+ミノキシジルのペア)でAGA治療をしている場合、一般的にまず減らすべきはミノキシジルの方になります(例外はあります)。

実際にミノキシジルを減らす時期ですが、もしAGA内服を始めて治療効果が少しでもみられたのであれば、内服開始から1年〜1年半は減らさないで同じ用法・容量を維持した方が良いとは言われています。ここはかなり個人差もあるところなので、あくまでも目安と考えた方が良いでしょう。

具体的なミノキシジルの減らし方(スケジュール)としては、例えばフィナステリド1mg+ミノキシジル5mg/day を内服中の方であれば、フィナステリド1mg+ミノキシジル2.5mg/dayに減薬し、半年程度様子を見て、問題なければミノキシジルの内服を中断してみる、というやり方が一般的です。
内服量を減らしてからその影響が髪の太さに反映されるまでに3~6か月程度タイムラグがありますので、あまり短期間で減薬→内服中断としてしまうと毛髪の状態が急激に悪化してしまうことがあります。

次にフィナステリドの減らし方について解説します。
フィナステリドはプロペシアの一般名で、還元型男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の受容体阻害薬です。ヘアサイクル(毛髪の寿命)を伸ばして髪を抜けにくくします。期待される効果としては主にAGA進行の予防です。

AGAを進行させる原因となる男性ホルモンは生涯なくならないので、AGA進行を抑えたいのであれば、フィナステリドは一定量をずっと飲み続ける必要があります。
ただ、テストステロンの分泌量は通常は20歳台をピークとして加齢に伴い減ってくるものなので、必ずしも標準量(1mg/day)が永続的に必要かと問われれば、そうではない場合が多いです。
フィナステリド減薬のタイミングとして確立している指標はありませんが、私個人の治療実感としては、通常の半分量(0.5mg/day)、つまり2日に1錠のペースで内服を継続して4~5年経過を見ても、AGAの症状に進行が見られなかった方は多くいます。

ただし、現状としてフィナステリドの減薬についてはクリニックによって行われていないところもありますし、否定的な見解を持つ医師もいると思います。
AGA進行のリスクは理解した上で、それでも内服量を減らしたい方に限り、半量程度(0.5mg/day)への減薬を検討するのが無難と思います。

まとめると、
・治療開始後1年半まで(目安):出来るだけ減らさない
・その後:ミノキシジルを今飲んでいる量の半分にし、半年程度様子を見る
 →毛髪量に悪影響が出れば、内服量を元に戻し、また1年程度様子を見る
 →毛髪量が変わらなければ、ミノキシジルの内服を辞めてみる
・フィナステリドは、半量内服でも予防効果が維持できる可能性がある

というのが、私が知っている減薬方法の一例です。

繰り返しになりますが、大前提として、AGA治療では一般的に内服をやめれば毛髪量は減ってしまいます(完全に元通りという訳ではないですが)。
ミノキシジルについては内服を再開すれば3~6か月程度で減薬前の状態まで改善できることが多いですが、こちらもあくまでも個人的な経験論になります。
もし現状AGAの治療をされていて特に副作用もなく、絶対に今の毛髪量は維持したいと考えているのであれば、そのまま減らさないで続けられることをお勧めします。

この記事が参考になれば幸いです。

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